ADSL開通・・・しかしブロードバンドとは言えない回線速度

NTT収容局から宅内までの回線距離が心配ではあったが、一応はサービスエリア内と言う事で
ISDNテレホーダイの寝不足に耐えかねて、常時接続を期待し、salaインターネットの
HYPER aDSLサービス
に望みを託して2月の中旬に申し込みをした。
この次点ではまだ、NTTのフレッッADSLは提供エリア外であった・・・たぶん・・・忘れた。
salaからなかなか開通の連絡はない!そんな中この地区でも6月にはISDNもフレッツを始めた。
常時接続できるし、回線もアナログに戻さなくて済むし・・・迷ってしまいました。
ADSLの申し込みを断ろうと連絡するも、既に受理済み進行中とかで話しが通じない。

人気のADSL申し込みの殺到や機器不足とかで、待つ事なんと5ヶ月
モデム等も手元に届いて、7月16日に開通するはずであった。

開通日、期待に胸膨らませ帰宅するも、モデムのADSLランプは点滅をして
トレーニングを繰り返すがリンクは確立しない・・・!サポートに連絡する。
翌々日にサポートが点検に来たがNTTからの回線に問題があるらしい。

7月25日に回線調査工事、ブリッジタップ外しと言う工事をして頂いた様子だが
帰宅して確認するも、またしてもリンクは確立せず!がっくりと肩を落とす・・・

8月2日更に回線調整工事、今度は回線収容替えと言う工事らしい、自宅に戻れなく
家族に問い合わせたら、確立に時間はかかったがリンクランプが点灯したとか・・・
やったぁー!帰宅後早々に回線速度を測定してみた・・・あれれ57kbps程度だぞ!うそー!
これじゃぁ、アナログモデム並!思わずパソコンの裏側を覗いた・・・LANケーブルだよなぁ!
やはり回線距離の問題なのか・・・いったい損失はどの程度あるのだろう?

肝心な回線調査の数値を、問い合わせなかったのもいけないけれど、最初の段階で
通知してくれるとダメージが少なかったかも・・・今更なんだけど・・・
気を取り直して、その数値を問い合わせたらなんと、回線距離は実行長約4.7kmで
回線損失約55dBとかで、予想以上に悪い数値であった。
サポートに問い合わせると「出来るだけの事はさせて頂きました。」との回答!
この速度では首を縦に振れない所だが、最善は尽くしてくれたのだろう・・・?
常時接続の環境は嬉しいが、歯痒く物足りないものになってしまった。

その後、各BBSなどで、情報収集したりして、色々とノイズとか宅内配線の対策や
MTUなどの設定変更もしてみましたが、大した変化はなく速度改善ならずです。
ベストエフォート型とはいえ、こんな回線速度状態ではブロードバンドのコンテンツを
利用出来ないばかりか、表題どおりブロードバンドとは言えないって!
ここに書く事そのものも、なんだか恥ずかしい感じでもある。
各BBSでは、速度自慢が多いからなぁ・・・せめてISDN10倍くらいは発言してみたい・・・
バックボーンが強力になれば少しは期待出来るのでしょうかね?

僅かな救いは、上り回線速度が下りの倍程度の100Kdps前後なのです。
距離がある為に、上りに低い周波数帯を使うADSL特有の症状なんでしょうね?
下りの帯域は高い周波数帯なので減衰が多いのはわかるが
よほど条件の悪い回線らしい?同程度の距離でも良い数値の方も多いのにまったく・・・
上りに関しては、なんとも寂しい喜びであります。 (^^;;;